「愛する」について (その9 念ずれば花ひらく)

 超介です。

 「念ずれば花ひらく」という石碑はご存知ですか。たとえばこのような。
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 「念ずれば花ひらく」の石碑は全世界に730基あるそうです。皆さんもどこかでご覧になっているかもしれません。 作者である詩人 坂村真民 さんは 熊本で生まれ、その後、愛媛県の高校教員、58歳からは松山市の南 砥部町(砥部焼きという磁器で知られています)にタンポポ堂なる居を構えられ、詩作に専念されていました。2005年97歳で他界されました。

 (砥部焼きの町には歩道の敷石やら、壁画、道路標識などいろいろな箇所に磁器が使われているのです)
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 この詩人の記念館が2012年3月11日砥部町にオープンしました。

 記念館の展示室入り口近く、一番初めに目にする詩です。

  わたしの詩  わたしの詩は/生きるために苦しみ/生きるために泣き/生きるためにさげすまれ/はずかしめられても/なお生きようとする/そういう人たちに/ささげる/わたしの願の/かたまりであり/湧き水である  真民

 愛を歌う詩人です。

 一年前のちょうど今日、平成を語るときに抜きにしえない東北の震災がありました。わたしはこの日、真新しい記念館で真民さんの詩を読み、生きる勇気を汲み取り、被災地の人たちの命に思いをこめ、復興を祈りました。

3 thoughts on “「愛する」について (その9 念ずれば花ひらく)”

  1. すべてのことを行動できるわけではないですよね。
    でも念ずることは、どこでも、いつでもできる。
    私も想いは届くと信じています。

  2. キヨシです。
    私の好きな言葉に
    「すべての人の前に道は開かれている」
    というのがあります。
    思いを行動にすれば通じる。
    ずっと忘れないでいたいです。

  3. そら@内藤です。
    「わたしの詩」は、エールなんですね。
    真民さんのあり方そのものなんですね。

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