たびし@小山です。
父親がこの世を去って、今日でちょうど3年。
いまだに、実家に帰ると「よぉ、帰ったか・・・」と
父親が出てきそうな錯覚にとらわれる時があります。
実家のとなりのおっちゃんは、うちの父親より一回りも上の
大先輩。今年93歳。曾孫が13人いる。
ちなみに、おばちゃんもお元気で90歳。
このおっちゃん、腰痛がひどくて歩けなくなり、手術されました。
先日、見舞いに行きました。
時折涙を見せながら、いろんな話をしてくれました。
英樹ちゃんよ、わしはなぁ、がんばるで!
がんばってリハビリして、はよぉ歩けるようになるしな。
とにかく、子どもや孫たちに世話かけたくないんや。
わしら年寄夫婦のこと、ほんまに大事にしてくれるさかい、
わしらもがんばって、元気でおらなあかん。
死ぬ瞬間まで元気でおって、世話掛けずにすうっと死にたいんや。
この人生なぁ、ほんまに幸せやったで。
戦争から生きて帰らせてもろて、一生懸命働いて、家族にも愛されて、
多少なりとも人様のお役にもたてた。なんにも思い残すことはない。
あとは、いかにきれいに、すうっと逝くかや。
あんたのお父さんは、ほんまにきれいに逝かはったなぁ。
早過ぎたけど。
あんたのお父さんの生き方も、死に方も、
わしは心から尊敬しとるんや。
あんたは、たもっちゃんの子や。わしは安心してあんたを見とるし、
期待もしとる。たのむで。世の中のためにがんばってや。無理だけは
せんようになぁ。
あんたらの世代に迷惑かけんように元気でおるのがわしら年寄の
仕事や。
がんばるで。元気になるさかいな。
父、母、じいちゃん、ばあちゃん、親戚のおっちゃん、おばちゃん、
近所のおっちゃん、おばちゃん・・・僕らは、素晴らしい大人たちに
育んでもらったんだなぁ・・・、そんな感慨がありました。
一昨日は息子の誕生日でした。
未来を生きる子どもたちに、
親として、大人として何ができるか、何を伝えるか。
SHOW ME YOUR WAY・・・このメッセージが、ずっと胸をたたき続けています。
キヨシです。
私たちが子どもたちに残せるもの。できること。
今年はいつも以上に考える休みですね。
日の出です
素敵なとなりのおっちゃんですね!
ずっと元気でいてほしい。
SHOW ME YOUR WAY を感じてます。