教育コーチの読書日記(書評)37【きことわ】

教育コーチのGです。

第37回の読書日記は 【きことわ】著者:朝吹真理子 新潮社

です。

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この本は、御存知のように平成22年度下半期(第144回)芥川賞の受賞作品です。

作者の朝吹さんは、
「父は詩人・仏文学者の朝吹亮二、祖父は朝吹三吉。曾祖父は実業家の朝吹常吉と元衆議院議長の石井光次郎、高祖父は実業家の朝吹英二と陸軍軍人の長岡外史、元立憲政友会正統派総裁の久原房之助。翻訳家の朝吹登水子とシャンソン歌手の石井好子は大叔母にあたり、ノーベル化学賞を受賞した野依良治は親族関係にある。」
という方のようです。

詳しくはwikipedia【クリック】

さて、小説のほうに移りましょう。

「きことわ」とは貴子と永遠子のこと。

幼き日の二人が、ともに過ごした別荘での出来事から始まり、

25年の歳月を経て再開するという設定です。

大きなドラマはありませんが、それなりに読ませる小説です。

不思議なのは、ごく簡単な言葉に対して漢字ではなくひらがなを使っている場合が多々あること。

一例をあげると、

【かつて自分の目がみたはずの出来事にひきこまれていた。なにかのつづきであるかのようにはじまっていた。】
とか

【ゆがんだ自分の像がうつっているだけなのだが、ちいさなころも、この食器棚の前を通ると、いまみている自分のすがたとおなじような、年をとった大人のすがたが映りこんでいるように思えた。】
などです。

このようなひらがな使いが、この小説の印象を形作る一部になっているように感じました。

さらに、繊細な情景描写や心象描写からは、読ませる力量を感じ取りました。

今後の活躍が期待される小説家なのだろうなと納得です。

ぜひ、ご一読ください。

そして、次回の読書日記は、

もうひとつの芥川賞作品「苦役列車」です。

お楽しみに。

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『親力』同窓会での再会

教育コーチのなみぞうです。

1/28(金)に11月と12月で開催した
『親力』向上セミナーのフォローセミナー
★同窓会★がありました♪

この1ヵ月の振り返りをして、
一人ずつを承認!!!

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それぞれの言葉の中に気付きや学びがあります。
皆さん、とっても素直な方なんです。
もっと前進してほしい!!!
そんな私の意欲をグングン引き出す魅力の持ち主。

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我が子にこれだけは伝えたい!
そんな思いをギュッと詰め込んでお手紙に。

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真剣そのもの。

お子さんが一人の方には
「ご主人にも書かれますか?」

「書きたいです!」
という照れも何もないお返事、素敵でした。

最後には、みんなで承認のメッセージを届けます。
こんな形で↓↓↓

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ドキドキしながらオープン!!!

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どんどん輝きが増してこられています!
今回も素敵な出会いに感謝☆

そして、一緒にいてくれたドラゴントレーナーにも感謝☆

皆さんに想いを届けるドラゴンちゃん。素敵・♪

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受験生の気持ち 3

教育コーチのおかです。

受験する大学を決めきれないでいる受験生がいます。
 生徒B:「受験する大学を決めるのにどうしたらいいのか迷う・」
     「どうしたらいいですか」
    いろんな人に聞いて回っています。
    いろいろ聞いても、答えには行き着かないんです。
    この生徒はセンター試験以降ずっと悩み続けています。 

 学校の先生が必死に止めるのにもかかわらず、D判定の大学にこだわり一歩も引かない生徒C。とうとう押し切ってしまいました。
そんな生徒もいれば、難関大学に余裕で合格する力を持ちながらも、難易度の高くない大学を自分で選択して周りからは「もったいない」と言われても、平然として結論を出している生徒Eもいるんです。
 この生徒Bは無難に合格できる大学を「選ぶべき」か、「チャレンジするべき」かで悩んでいるんです。
 自分がどんな人生を「送りたい」のかはあまり言葉に出てこない。

 『答えは自分の中にある』

 大人になると「考えて動く」ということが多くなる気がしませんか。

 「感じて動く」生徒は見ていて力強いです。

受験生の気持ち 2

教育コーチのおかです。

受験生が毎日いろいろな表情を見せます。

 生徒A:「明日受験に行ってきます」といいながら、そのすぐ後に「あぁ、緊張してきた」と言う。
 どんな感じ?
 生徒A:「明日受験に行くんだと思うと、ドキドキします。
     たくさんの受験生の中でやるんだと思うと緊張してきます」
 受験の会場で、周りのみんなに「みんな一緒に頑張ろうぜ。ベストを尽くして一緒に受かろうぜ」
 って言ってみたらどうだろうね。
 生徒C:「へぇ・、何だか気持ちが楽になってきました」と笑顔(^^)

 不思議なものです、「勝ち残らなければならない」「うまくやらなければならない」と思うと身も心も硬くなってくるんですね。
 「周りの仲間と一緒に、やれるだけのことをやろう。失敗もOKだよ」って口に出して言ってみるだけでも、身体は違う反応を起こすんです。

自分の世界に入ると緊張する。
でも、仲間と一緒ならゆとりができる。
応援してくれる人が後ろにいると思うと、勇気が出てくる。
「気は持ちよう」ですね。

子どもの頃の遊びパート1

教育コーチのGです。

以前の書評の中で「ヌスタン(ケイドロ)」という遊びがあるということをお話ししましたが、

そのつながりで、子どもの頃によくやった遊びを、いくつかご紹介します。

まずは「点取り」

二つのチームに分かれて、お互いに陣地を決めます(お互いの陣地は直接には見えない場所を選ぶ)。

陣地は電信柱や鉄柱など。

各チームはメンバーにそれぞれ、10点・9点・・・と当初の持ち点を割り振ります。

そして、陣地を守りながら、相手方の陣地にデン(タッチすることを「デン」と言います。)すると、

点数が10点もらえます。

途中で相手方に出会ってデンすると、

持ち点の高いほうが相手の持ち点と同じだけの点数をもらえます(少なくても点を取られることはありません)。

最終的にチームの合計点が多いほうが勝ち。

この「点取り」、小学生の頃、毎日のように、めっちゃめちゃよくやりました。

点数は自己申告なんで、みんなズルをするんですよね。

でも、そんな細かいことは誰も気にしない。

夕方、真っ暗になるまで、近所の神社で遊びまくっていました。

毎日が、楽しくって仕方がなかったよな。

というところで、文章が長くなってきたので、

他の遊びについては、またの機会に。

この曲、泣けてきます↓

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伊勢神宮への参拝

教育コーチのGです。

お約束通り? 伊勢神宮(内宮)をお参りしてきました。

伊勢神宮は言わずと知れた、天照大御神をご祭神とするお社です。

駐車場に車を止めてから、おはらい町を歩き、
お参りをしてから、おかげ横丁を通って帰るまでを、
写真に撮ってきましたので、どうぞご覧ください。

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写真の場所や伊勢神宮について、何でもご質問ください。

私・・・ではなく、伊勢神宮にお詳しい三重県在住のブログ読者が答えてくれる・・・はず。

伊勢神宮のホームページは【こちらをクリック】

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おしょうさんの娘育ち日記(1月その2)

教育コーチのおしょうさんです。

先日、小中学校の教職員会の学習講座にまねかれて、

講演をしてきました。

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テーマは、【保護者対応について】

塾としての保護者向けのサービス、

保護者の方への対応方法について

ワーク(演習)も交えながら、すすめました。

20名弱の参加者が、

集中する場、笑顔になる場、いろいろな場が

そこにはありました。

今回、腕組みをされて、聞く方がいなかったことが、

私にとっての収穫です。

愛娘も、いよいよ4月に小学生。

先日、市から就学通知書が届きました。

私自身、どんな保護者になるんだろうか?

先生方のご質問やご意見を聴きながら、

改めてイメージをふくらませているところです。

ガッツの幸せ日記?境

教育コーチのGUTS!です。

◆◆◆幸せ?三連発

◆君は大物?
次男に塾から毎月の通信誌が届いた。
そこの今月の課題の欄に

「いったん寝てしまうとなかなか起きない・・・」

と書いてあった。
集団ならともかく、個別で寝るのか?なかなかの大物だなと嫁さんと苦笑い。

それ以後、塾のあった日は、家族全員から
「今日は、寝てへんか?」の攻撃に次男も参った様子で改心するのかと思えば・・・
先日、いつものように「今日は、寝てへんか?」の問いかけに

「休み時間に寝るようにした」との返事!

やっぱ、お前は大物だ。

◆当たり年
昨年から今年にかけて共働きの我が家に襲いかかった役員の嵐。

 PTAの学年役員、 学童の委員、町内会の幹事、スポ少の育成委員と

我が家のスケジュール表は各々の会合の予定でいっぱいに・・・

こんな時こそと思い年末ジャンボ宝くじを例年になくたくさん購入した。
が、結果は300円が1つ・・・

いやいや、300円当たったんだ!
よかった、よかった。

◆思いつくままに
今年度も入試が始まった。
毎年、受験生はいろいろと縁起をかつぐものだ。

受験番号もそうだ。

先日、A子が憂鬱そうに塾にやってきた。
話を聞くと、第一志望校の受験番号が「49」とか

数字の「4」や「9」は嫌われがちである。
しかし、ものは考えようである、「4」と「9」は「よ(4)く(9)なる」とも読める。

その子に伝えると、急に笑顔になって教室に向かった。

入試も最後は気持ちの勝負!

   「克己」だ!負けるな受験生

植物の力

教育コーチの なおです

庭の 蝋梅が満開です
寒い時期に咲く 黄色い花

三男(高1)が乳母車に乗っていた頃
親指くらいの太さの苗木を植えました

今では 腕より太くなりました

毎日見ていても その変化には気がつきませんが

1年前、3年前、7年前・・・ を 振り返ると
随分成長したな

地面の下では 
暖かくなるのを待っている植物達が 
その日に備えて活動している

地面に 声を掛けると
私も元気になります

教育コーチの読書日記(書評)36【KAGEROU】

教育コーチのGです。

第36回の読書日記は、【KAGEROU】 著者:齊藤智裕 ポプラ社

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です。

昨年末に大変話題になった本なので、すでにお読みになったという方も多いかと思います。

著者の齊藤さんは「水嶋ヒロ」という芸名をお持ちらしいですが、
ほとんどテレビを見ない私は、「水嶋ヒロ」という俳優を知りません。

それはさておき、第5回ポプラ社小説大賞を受賞した【KAGEROU】

自殺を図るさえない40歳のオヤジが主人公。
しかも、自殺を図った次の日が誕生日で41歳。

小説の中でバカボンのパパと同じ年というくだりが出てきますが、私とも同じ年。

この主人公が廃屋から飛び降り自殺をしようとして、ある男に自殺を止められ・・・・。

そこから、不可思議な世界が展開していきます。

そして、「バカボンのパパ」の次に付箋をつけたポイントは、
心臓移植手術を受けた少女に、主人公が子供のころのことを語る場面で、

【あとはそうだなぁ・・・・・・空き地で缶蹴りしたり、ドッジボールしたり、泥刑やったり】

「ドロケー」という遊び、みなさんご存知ですか?

「ケイドロ」というのが一般的なようですが。

私が子どものころは「ヌスタン」と言っていました。

「ヌスタン」とは「盗人と探偵」の略です。

どんな遊びかはwikipedia【クリック】をご覧ください。

え?ほとんど本の紹介がないじゃないかって。

はい、1時間ほどで一気に読める本なので、
まだお読みでなくて興味をもたれたという方は、
どうぞ御一読ください。