今年の出会いを振り返る 教育コーチの超介 です。
いろいろな縁との出会いが私という現象を作り上げていきます。すれ違いもありますが、意識していれば、そこここに意味を見つけることができます。感情が波打ち、魂がゆすぶられ、想起する想いが心に刻み込まれ、 人生が造型されていきます。大変つらいこととの出会いもありましたが、それも2010年に彩りを与えてくれた出 会いの一つとなっています。
2010年の出会いは2009年よりは派手さはなかったように思います。思いつくまま、振り返りたいと思います。
1.義父の逝去
近しい人の逝去は、亡くなっていく人が自分にとってどうであったかを新たに考える機会でもあり、その意味で出会いです。『人生に思い残すことはない』といって逝った義父でした。
2.手術(胆石)
数年間の腹部の激痛の原因がわかり、解決することができました。時限爆弾の ように突如、 暴走する痛みに終止符を打てました。最大で指の先程の石が4つほど出てきました。1週間 に満たない入院ではありましたが、医療従事者の方たちの献身的な姿勢に感動しました。
3.カウンセリング
カウンセリングのセミナー(基本的な考え方)を今年は4回計8時間程度受けることができました。カウンセリングの入門書、心理学、脳科学に関する書籍も読み込みました。春先のメンタル面での落ち込みを機会に、すがるように振り返りの時間を取り、セミナー内容を復習したり、書物に答えを探しました。ある日『考えの切り替え』に気がつき始め、徐々に回復しました。そ のきっかけがセルフカウンセリングでした。
4.目標ノ―ト
長期的目標から、中期的目標、毎日の目標を1冊にまとめることを7月から始めました。2冊目に入りました。長期的目標は現在18項目ですが、お正月中にあと82項目増やして100項目にします。毎日の目標も重要度、緊急度それぞれ高低に分類し4分野に分けて表現するようにしています。進化するノ―トです。
5.人との出会い
さまざまな人と出会った1年でした。前の年と同じ程度の出会いの機会であったかもしれませんが、気がつくことが増えたように思うのです。出会いノ―トを作っていきたいと、そのように 思います。読書ノ―トのように。
6.本との出会い
今年はざっと数えてみて160冊ばかりの本を読みました。印象に残っている本は「ビジネス頭を作る7つのフレームワーク力(勝間和代著)」「ハチはなぜ大量死したか(ローワン・ジョイコブセン)」「モチベーション3.0(ダニエルピンク)」「自分が源泉(鈴木博)」「はじめてのカウンセリング入門上下(諸富祥彦)」「心がふっと軽くなる「瞬間の心理学」(名越康文)」「ユング心理学入門(河合準)」「これからの思考の教科書(酒井穣)」等々ですが、いずれも後半に読んだ本が多くなりました。前半は気持ちに余裕がなく読み込めなかったのです。わゆる「苫米地本」も15冊ほど読みました。最初はそのぶっ飛んだような風に感じていましたが、何冊か読みこんでいくうちに、少しずつ理解が進みました。
ざっと書いてみましたが、やはり、本ほどたくさんの出会いを与えてくれるものはありません。読み方次第でその出会いがさらに立体的になります。より活きた知識になる読書が課題です。