指揮者であり、プレイヤーでもあるいっすぅぃ・です。
この秋は、学校の文化祭に始まり、近くの小学校での演奏をし、こ
の水曜日には岐阜での演奏、今日は近くの地区の催しで、再来週は
四日市の小学校で、と演奏会が続いています。
その中でも、この水曜日、3日の演奏会は、忘れられないものとなり
ました。
この演奏会には、岐阜で高校の教員をしている友人からの誘いで、
舞台にのることになりました。彼は、福島出身で、大学が岐阜県、いつ
かは普門館(中学・高校の全国大会が行われる間所)に行きたい、い
つかは地元に戻り錦を飾りたい、と熱い人です。
彼の周りには不思議と人が集まってきます。かといって、色々と気が
つき、先に先にと仕事をする訳でもないのでボロが出てきます。で、その
都度、周りの者が愚痴をこぼすこともなくフォローをしている。不思議なパ
ワーを持った人です。
そんな彼が考えに考えて、立ち上げようという演奏会です。出ない理由
はありません。
当日は、長野からジャズビッグバンド、三重から中学校、地元の岐阜か
らは中学校と高校、と4つの団体と、彼との人脈がある<大人気ないぐら
いに>音楽を愛している大人たち、みんな自腹で(笑)、参加しました。
そしてなんと、米米CLUBのホーンセクション「BIG HORNS BEE 」のオリ
タ・ノボッタさんもゲストで参加してくださいました。
で、本番! お客さんは・・・。 びっくりしました。
舞台上の人間の方が圧倒的に多い。
でも、印象に残ったのは、そのことではないのです。
一般的に、お客さんが少ないと、それだけで白けてしまい、お客さんも演
奏者もテンションが下がり、いわゆるダメな演奏会になってしまうのでしょう
が。
お客さんが「圧倒的にあったかい」。歓声や掛声や手拍子や。すっごく楽
しんでいる。
それを見ながらの演奏は、ぐっとぐっとテンションが上がり、集中して、練習
では出来なかった演奏をし、演奏そのものを楽しんでいる。
音楽って素晴らしい、それはそう。
それよりも、その場を作るのはその場にいる人が作るんだな。人数だけで
はなく各々の持つパワーが、テンションが。とあらためて学んだ、素晴らしい
演奏会になったのでした。
キヨシです。
出ない理由がない。わかりますよ。
信頼できる人で、この人のためならと思えば、
できないことより、できる理由を探しますよね。
そういう人に集まった演奏会ですので、
素晴らしい会になったのでしょうね。
一回いっすぃ・の演奏聴きに行くわ。