教育コーチのあるくです。
昨晩、四谷区民ホールに
「和田中の1000日
第一部 中学生と大人が出会うと何が起こるのか」
という記録映画の上映会に行ってきました。
わくわくしました!
「和田中」とは、東京都杉並区立和田中学校のこと。
ご存じない方のために…。
『2003年に都内公立中学校で初の民間校長である
藤原和博(リクルート出身)が就任すると、
「私立を超えた公立校」を目指し大規模な学校改革を実施。
補習の充実や習熟度別授業、少人数授業の導入、
よのなか科の実施などを行ない、全国的な注目を集めている。』
-ウィキペディアより抜粋-
藤原先生は、
日青協設立15周年記念で
基調講演「つなげる力(コミュニケーション力)と自立」
をしていただいたというご縁があり、
また、
最近本屋さんで平積みになっている
「はじめて哲学する本」
が個人的に気になっていたこともあり、
急なお誘いでしたが、即決で参加することに。
この映画は、
和田中の改革に魅了された一人の女性が
学校と地域の活動を追い続けた記録映画です。
「映画というようりはビデオクリップ。
涙を流す感動はこの映画にはないことを予めお伝えしておきます。」
とは、藤原先生の冒頭のごあいさつ。
確かにストーリー性はないのですが、
めちゃめちゃワクワクドキドキしました。
「よのなか科」「図書室改革」「土曜日寺子屋(通称:どてら)」
「夜スぺ」「地域との連携」などなど…
様々な取り組みの現場が、リアルに紹介されています。
私が何にワクワクしたかというと、
どの取り組みの中でも、
子どもと子ども、子どもと大人、大人と大人の
コミュニケーション・議論が、
自由で非常に前向きなところです。
初めのうちは、あまり意見を言わない、主張を戦わせない、黙っている
子どもや大人の様子があるんですが、
和田中の教育ビジョン「自立と貢献」の通り、
コミュニケーションをひとつの武器にして、
分かりあっていく、仲間を増やしていく、
より良くしていく、夢をかなえていく、人の役に立っていく、
というパワフルな方向付けがあるんです。
その訓練の場で子どもたちが
どんどん成長していく様子を見ていると、
なんか、ワクワクしました。
たびさんのブログ
人のやくに立ちたい人々
を読んで、
自立と貢献の生き方をする大人が
増え続けていることに幸せを感じました。
機会のある方は是非、ご覧になってみてください。
続編もあるそうです。
おまけ:
新宿御苑すぐそばの会場(四谷区民ホール9階)には、
和田中の改革に立ち会った方や、
興味を持たれる方が大勢いらっしゃいました。
乙武洋匡さんと立命館大学副総長もいらしてました。
(有名人にも会えてラッキー♪)
写真をお見せできないのが、残念です。