ひとりの生徒が「部活をやめて受験勉強に集中する」と言って
しばらく日がたったある日、顔色が優れない。
日がたつにつれて、顔の表情がどんどん険しくなっていくのです。
「今は受験を優先しなければいけない」と思って、部活をやめるという決断をしたけど
それ以来、逆にどうしても勉強に身が入らない。
そして、次の日 「やっぱり部活を続けます」 と言ってきた。
すがすがしい顔をして。
これが結果として「いいのか、悪いのか」、それは、本人が後で決める(分かる)こと。
長い人生、「自分で決めたこと」だからこそ、あとで出てきた答えに「意味がある」。
それだからこそ責任感が出てくるし、成長する。
そして、そのことが経験としてどこかで役に立つことがやってくる。
自分の感性を大切に、じっくり考えて『人生を選択』してほしい。
すべての経験に意味がある。
同じ人生などどこにもない。
決めるのは自分!
キヨシです。
本人が決めた答えが正解。
自分で出したので、正解になるように行動する自分がいる。
私もよく伝える言葉です。
◯「やめます」を言うことも
「やはり続けます」を言うことも
勇気がいると思います。
受け止めてもらえるという安心感が
あるから、言えることだと思います。
そういう関係を創っているのが
さすがだと思います。
皆さんのおしゃる通りですね。
自分で決めた事に意義がある。
でも、また迷えば
悩んで悩んで、自分で答えを出せばいい
と思います。
先生や親の顔色、周りの空気を伺わずに、
自分がしたいことを言ってみた時、
すがすがしかったんでしょうねー。
この生徒さんから、逞しさやワクワクを感じました。