何となく・・・

教育コーチのなみぞうです。

お盆に実家に帰省して、父と祖父の話をしました。
8月15日、終戦記念日。
祖父がどのようにして帰国したのか。
初めて父から聞くことができました。

お墓参りをして、京都に帰ってきました。

翌日、京都の伏見にある乃木神社を訪ねました。

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何で???

何となく、行ってみる必要があると感じたから。

歴史好きの父は、
私の名前の漢字を説明する時に
「乃木将軍の乃と書きます」って
いつも言っていました。

「誰それ?」

「女の子の名前の説明に将軍って何よ!!!」

そんなことを思ったこともあります。

名前は全く乃木大将には由来していないのですが、
自分のルーツに近づくような気がしたのかなぁ。。。

まだ勉強不足でわからないことだらけ。
でも、行ってみて気持ちは穏やかに・・・

全国に何箇所かあるらしい。
すべて行ってみたい、そんな気分です。

県立学校での教育コーチング研修

教育コーチのGです。

先日、三重県立の特別支援学校で、教職員対象コーチング研修のトレーナーを務めてきました。

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参加者は14名の先生と看護師のみなさん。

この学校には、認定コーチの先生が2名(初級コーチと中級コーチ)在籍しています。

また、この学校の校長先生は、コーチングをはじめとして、様々な教育メソッドに理解のある方で、私も大変尊敬をしている人格者です。

さて、研修は大変和やかな雰囲気の中、教職員のみなさんには積極的にご参加頂きました。

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講座終了後に記入いただいた感想をいくつかご紹介します。

◯今まで自分の家族に対して詰問が多かったように思います。今後は質問・傾聴に心がけ、今日の講座を役立てたいと思います。

◯普段何気なく話している言葉を一つ一つ見直すいいきっかけになりました。すぐにでも実践していきたいと思います。

◯今後の子育てや職場で実践してみたいと思います。

◯人と話しをしたくなりました。自分と向き合ってみたくなりました。

◯自分自身のためにとても役に立ちました。

教育現場で活かしていくことはもちろんのこと、家庭や自分自身の成長のためにも役立つと感じていただけたようで、トレーナーとしては嬉しい限りです。

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三重県の公教育に教育コーチングを導入し、生徒や保護者のみなさんはもとより先生方にも今以上に幸せになっていただくことは私の使命です。

これからも、三重県における教育コーチングを主体とした教育活動に、要注目です。

鶴(コウノトリ)の里、墓参

 兵庫県北部の但馬地方にコウノトリで有名な豊岡市があります。農業と自然保護、観光事業の展開の例として紹介されている地方都市なので一度訪ねてみようと思っていました。お盆に帰省した際に両親と一緒に「コウノトリの郷公園」(だったかな?)へ車で行ってみました。到着して公園内を見学して回ってみると、ちょうど給餌前で、オープンゲージの中の池や、畑とその周辺の林には飼育されているコウノトリ17羽(だったかな)だけでなく放鳥されて野生で生活しているコウノトリやら、サギが60羽ほども集まっていました。さらに給餌が始まるとカラス(1羽)ととんび(1羽)も餌を狙いに来て、ガアガアとなくサギの声、逃げ回る小魚を足を上げ、羽を少しはばたかせながら追いかけるコウノトリやらでざわめきます。

 大きな弧を描いて、空を舞うコウノトリはそれほど大きな体でもないのですが、迫力はあります。彼らが自然に舞う姿と、その下に広がる山と平野、平野を流れる川、池、田んぼ、1日にドジョウなら60匹ほど必要で、それだけの小魚を供給できる生態系。コウノトリは、昔、日本の各地にいたらしい、それだけたくさんの小動物が住んでいた環境。どのような自然であったのでしょうか、想像できますか?

 鶴(コウノトリ)を見に行った翌日のことです。家の中の、両親の枕元の棚の中に1枚の写真がさりげなく置かれているのを見つけました。セピア色の古い写真です。モンペをはいてかすかに笑みを浮かべた若いきれいな女性が写っています。20歳前後のまだ幼さが残っている女性です、赤ちゃんを抱いています。真新しい白い厚紙で作った枠に入れられ大切に扱われています。最近母がいただいたようです。

 それは母の姉でした。母と同じ地区(つまり、私の生まれた家―母が嫁いだ家―から300メートルほどしか離れていない)に嫁いだ姉でした。私は母がよくその人のことを話していたこと、その時の母の顔色を思い出しました。仲が良かったようで、残念そうにまた悲しそうに、話す母の表情を。

 でも、写真を見るのは初めてでした。昭和ひとけた生まれ、今年80歳の母は、姉妹、弟は多いのです。母は上から3、4番目くらいです。写真の女性は、嫁いだ先の家族とは折り合いが悪く、気苦労もしていたそうです。そして数年間丹波にいて、夫である人と共に満州に渡ったのです。大学進学を契機に四国へ移り住んだ私は、叔父、叔母とはあまりあったことがなく、その歴史の詳細は知りませんでした。

 昭和20年8月23日が彼女の命日でした。終戦直後の満州から、家族のある人たちは優先的に日本に引き揚げるべく移動ができたようですが、彼女は写真の子供をすでに亡くし、ひとりであったためすぐには逃げることができなかったのです。青酸カリをもらって、陸軍会館に引きこもり、ロシア軍に見つかる前に何名かの仲間と一緒に服毒自殺をしたとのこと。おなかの中には赤ちゃんがいたらしい。幼子を亡くし、おなかに子供を宿したまま、自害せざるを得なかった人の気持ち・・・・。

 その人のお墓にお参りをしました。墓石の横には千の鶴の子と書いて「千鶴子」という俗名と死亡場所である、都市の名前につながる陸軍会館名が彫り込まれていました。母はその人の名をちゃんずけしてよび、憐みの言葉をつぶやきました。母の気持ちが私に伝わりました。私は手を合わせて祈りました。そして今を生きていることに深く、深く感謝しました。

ホスピタリティ

病院に行ってきました。

  健康診断の再検査です。

    そう聞くだけで、気の弱い私は「ドキッ!」とします。

      検査が始まる前から検査結果を気にしています。

その上、なれない検査も重なって頭の中は不安がいっぱい。

そんな気持ちでいるのを知っているのか、知らないでいるのか

  病院の受付の方、特別な待合室へ案内してくださった看護士さん、

    検査の説明をしてくださる看護士さん、そして検査をする先生のすべてが

      親切に 優しく対応し ほんとうに心休まる声をかけてくださいました。

検査が近づくにしたがって、緊張感も高まる中

  その優しさの中に包まれていると しだいに安心感が出てきました。

検査が始まるときには、皆さんに任せようという気持ちになっていました。

そんな気持ちになると、身体の力も抜けてリラックスし

  検査もあっという間に終わった感じでした。

 病院 = hospital ・・・ というのは  hospitality = 親切なもてなし、手厚い待遇 

からきていると聞いたことがある。

「安心」に包まれると、「勇気」が湧いてくるのを実感しました。

おまけに検査の結果も良好(^^)でさらに安心でした。

  今は気分爽快です(^^)
 

    看護士のみなさん、先生、 いつも ありがとうございます

航行中

「底荷」というものがあるそうです。

底荷は船の航行時に重心を低くし、転覆を免れる役割を果たすそうです。
底荷を積むことにより、目先の利益が得られるわけではありませんが、
それがあるからこそ長期の安全な航海ができるのです。

私たちにとっての日常は、まさに航海の連続と言ってもいいでしょう。
いろいろなことが起こるわけで、
瞬時の判断がいつも必要とされています。
いつも上手くいくとは限りませんが、
失敗するからこそ進化することもあります。

私にとっての底荷とは。
仕事、家族、人とのつながり、いろいろ考えられますが、
教育コーチングも大事な底荷のひとつ。
これがあるから、目的地まで安心して航海できるのだと思う。

みなさんの底荷は何でしょう?

立秋も過ぎ、夏休みも後半ですね。
暑さにお気を付けください。

充実の日々です。

◯そら@内藤です。

◯6日から8日は
 東京で、中級特別講座へ参加しました。
 真剣で、しかも窮屈さがなく,

 それぞれの個性がぶつかり
 しかもそれが楽しい。 
 とても、素敵な3日間でした。

 みなさん、ありがとうございました。

◯そして、9日から11日までは
 平城京遷都1300年で盛り上がる
 奈良へ行ってきました。
 
 念願の若草山にも登れたし、
 広大な平城宮跡を歩き回ったし、
 これまた楽しかったです。

 猿沢池の池に映る五重塔です。
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 大極殿から見た朱雀門です。
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振りかえること

超介です。

だれかに話を聴いてもらえば
頭も心も整理されて楽になるのに
そのことを知らない人は多い。

そういう人は信号を出している。
言葉使いやら、表情、ちょっとした動作。
それらの信号をしばらくよく見て、近くに寄り添い、
さらに確かめてから
話を聴いてあげたいと思う。

職場でも、家庭でもどこでも特に近くにいる人との関係で
うまくいっていないと感じている人はたくさんいる。
周囲からトラブルメーカーのように見られていて
行き詰っている人もいるけれど
よくよく聴いていくと、
そのひとの本当のこころを感じることができる。

しばらくすると、こちらの焦点があってきて、
それは真実であるなあ、と思う。

それから傾向と対策を一緒に考える。
原因を追究していけばきりがないので、
今からできることを探すのだ。

実は、これは私が自分におこなっていることでもある。
抱えにくいことがあった時、いつも聴いてもらえる人が
いるとは限らない(ほとんどいない)から、そのように振り返る。

過去と他人は変えられない、このことを活かすことは結構難しい。
うまくいっていないことを冷静に見つめても、どうしても
他人に原因を探す癖は抜けない。
自己保存本能?

そのうえで、どう行動できるかが私の 値打ち であると思う。
私の周りの人のために何ができるかだと、思っている。

ご先祖さんって?

小1の息子から
「おかあさん、ご先祖さんって何?」と
突然の質問。

夏休みを祖父母宅でほぼ毎日過ごす息子は
お盆恒例のお参り(お坊さんがお仏壇を拝む)
に参加したらしく疑問をもったのであろう・・・

「ご先祖さんって
自分からさかのぼって
生きておられたつながりのある家族のこと・・・

それはね・・・おじいちゃんには
おとうさんとおかあさんがいるやろ、そして
またそのおとうさんおかあさんと
そのおとうさんとおかあさんと
またまたそのおとうさんとおかあさんと・・・」

数珠つなぎがおもしろくなってきたようで
帰りの車中、ケラケラ笑いながら
永遠にご先祖さんをさかのぼること

この子って私に家族のつながりの大切さを
教えてくれている??
夏休み放ったらかしの母が思うの巻

おしょうさんの娘育ち日記(8月その1)

朝晩の風が、涼しくなってきた信州より

教育コーチのおしょうさんです。

残念なお知らせです。

我が家の3人目の赤ちゃんは、

それ以上大きくなることがなく、

奥さんのおなかの中で、

その生を終えました。

その手術のため、

はじめて下の娘(1歳10カ月)は、

ママのいない生活を2日間過ごしました。

ご飯を食べた後、

お風呂から出た後、

寝る直前、

玄関までママを迎えに行く姿が、

ありました。

「ママ・。・・・。」

世の中、虐待のニュースがよく取り上げられます。

ひとりのこどもにかかわることのできる人が

多ければ、多いほど、

虐待もなくなり、子どもの成長を楽しめるのでは

と感じます。

熱い夏!

たびし@小山です。

足袋師が旅士になった夏が終わりました。

7月29日から8月4日、能登島で小4生の合宿。

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44歳の身体にはめちゃくちゃキツかった!・・・でも、楽しかったです。

コーチは子どもたちの能力を信じて、本気で、ねばり強く関わる、
子どもたちはグングン成長する・・・
そんな感動に溢れたステキな7日間でした。

8月5日は長野県伊那市に走って、先生方の研修会。

いやぁ・・・、先生方の前向きさ、柔軟さ、明るさ、コーチングセンスに脱帽!

5時半にわたる研修会でしたが、こちらが楽しませていただいた感覚でした。

詳しくは、そらさんがアップしてくださっています。 ⇒コチラ

そして8月6日から8日は、東京でECTP短期集中特別講座。

これがまた楽しかった。コーチングを学び、トレーンニングするだけでなく、

歌って踊って寝ころんで、泣いて笑って討議して・・・

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人間と人間が、認めあい、高めあう3日間でした。

途中、トリとサルが戦う場面も見られました。

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教育コーチングは、僕にこんな夏をもたらしてくれました。

そしてまた全国各地で教育コーチングが誰かと誰かを繋ぎ、誰かを高め、人間社会を活性化しています。

うれしい夏です。