夕空に金星と三日月がありました。

先週の日曜日のことであったと思います。

 三日月、それも本当に細い三日月が、まだ少し青味が残る夕空に浮かび、そのすぐ上(天頂方向)に輝ける金星がありました。黄色く輝く金星と三日月、2つに天体の形と色、すっきりとはれ上がった背景の空、みとれていました。お互いの距離は角度にしてせいぜい月2・3個分くらいだったでしょうか。

 現実の宇宙空間では、暗黒の中で太陽が輝きます。その何万分の一、いや何億分の一以下(もっともっとかな?)の光を遠く離れた地球が吸収し、さらにその光は空気分子にぶつかり、乱反射して大気を青く、白く、時にオレンジ色に輝く空をつくります。同じ太陽から出た光のほんのわずかなものが、やはり暗黒の空間に浮かぶ金星に届き反射しそのまたほんのわずかな光が地球に届きます。空の大気の色、月の光と、金星の光、元は同じ太陽の光、それらがその時の私の目に同時に届き、5月の夕方の西空を彩ります。

 私自身の体もDNAを介して網の目のようにつながる生物の系統に連結されています。身体を構成する原子までさかのぼれば、その大本は地球を構成している原子、さらに百数十億年以上前に暗黒の空間に浮かんでいた物質でありました。ずーとつながっていて、連綿と生物も無生物も光も全部つながっていて今ここにあります。

命あるもの

毎日が楽しく、生命が輝いているなぁなんて実感しながら日々を送っている
いっすぅぃ・です。

巷には、「口蹄疫」の話題が溢れていますね。関係者の方々の苦労は大変
なものと察します。ですので、ここへその話題を、とも思ったのですが、ある
ニュースでのコメントが私のこの辺に突き刺さりました。

ある畜産農家の方がインタビューに答えていらっしゃいました。
発生地の仲間に電話をかけるのも気が引けるんです。自分の子どものような
牛や豚を、自分の手で殺さないといけないんですよ。あの死んでいくときの
叫び声が堪らないんですよ。こちらを見ている目が。かわいそうでかわいそう
で。牛や豚っていっても生きているんですよ。生き物なんですよ。自分が大事
に育ててきた子どもなんですよ。

そのような内容でした。
内容がリアルでした。ちょとショッキングでもありました。
畜産農家の方にとっては「お金儲け」の手段であるだけでなく、牛や豚に、愛
情をもって接している、自分の分身みたいなものなのだ、とひしと感じたです。

それ以来、「口蹄疫」のニュースを見聞きするたびに思い出すのです。

昨日、ラジオを聞いていると、「口蹄疫」のニュースの後には、娘の点滴に水道
水を混ぜて死傷させたという事件の裁判の話でした。

命あるものにどう対しているか。 自身のあり方に問いかけられています。

次世代リーダー育成セミナーin大阪

教育コーチのなみぞうです。

先週のたびさんのブログの続編です。

昨日5/19(水)に、大阪会場での
「次世代リーダー育成セミナー」が開催されました。

会場は、昨年に続いて成学社様本社ビル。
・・・とは言っても、新社屋の会議室だったのです。
だから、初めてうかがいました。
広くて明るい、素敵な本社ビルでした。
そして、何よりも昨年同様、社員の皆様の
あたたかいお心遣いに感激いたしました!

森先生の「リーダーシップとは?」という講演。
ここで最初のお話に結び付くのか・・・と、思わず
唸ってしまいます。

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午後からはたびさんとともに
「コミュニケーション」について探究していきます。

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様々なワークを通じて、学びや気づきが
飛び出してきます。皆さんの表情、いかがでしょう?

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現場に戻られて、今日の教室ではどんなことが
起こっているのでしょうか???

2週間後が楽しみです!
皆さん、自分が起点の「コミュニケーション」から
違いを創り出していきましょうね。
応援しています!!!

三重県立学校での教育コーチング基礎研修

3日連続、教育コーチのGです。

今日の午後、三重県のとある県立学校からの依頼で、教育コーチング基礎研修をリードしてきました。

参加者は18名の先生方。

研修開始前に校長先生とお話をしていると、どうも自宅が近くのようだったので詳しくお伺いしてみると、やはり、お互いの自宅は歩いて10分程度のところでした。
(ちなみにこの県立学校は私たちの自宅からは、かなり遠いんです)

そうこうするうちに、開始時間が近づいてきたので会議室に入ると、少々緊張されている先生方が、既に数名お見えになりました。

14時スタート。まずは、私自身の自己紹介を簡単にすまして、いきなり二人一組のセッションから。

コーチ役の先生が「この1週間で、楽しかったこと嬉しかったことを話してください」と伝えると、クライアント役の先生方が一斉に楽しかったこと嬉しかったことを話し始めました。

まだまだ緊張した状態の中でのセッションでしたが、手を挙げてコーチにフィードバックをする段になると、一気に緊張がほぐれていくのが分かりました。

また、積極的に質問をされる姿からは、生徒に対する大きな愛情を感じ、さらには先生方の心の温かさも伝わってくる。

ノリの良い先生方に交代でコーチングデモの相手役をしていただき、楽しく笑顔いっぱいに学びを深める、そんな研修の場が出来上がりました。

最後はIメッセージと承認。

先生方のホッカホカの笑顔と拍手の中、研修を終了しました。

やはり、三重県の先生方は素敵だ!!

三重県の教育コーチングトレーナーミーティング

教育コーチのGです。

いま、3人でミーティング中です。

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三重県に在住の教育コーチングトレーナーで、わたくしGと、いっすぅぃー、ほっしーの3人です。

何のミーティングかというと、これから三重県の教育をどうしていくのか、三重県の子どもたちの未来をどのようにサポートしていくのかということを話しあっているんです。

もちろん、三重県の教育活動に、教育コーチングは切っても切れない重要な位置を占めているんです。

ですから、県立学校の教員でもあり、教育コーチングのトレーナーでもあるこの3人で、三重県の教育を引っ張っていこうと熱く熱く語り合っているんです。

みなさん、今年の三重県の教育活動を注視していてください。三重県から日本の教育が変わっていく、そんな歴史的瞬間に立ち会える、かも。

ブランコ2

教育コーチのGです。

昨日の個人ブログからの続編

今日のお昼休みに、三重県庁近くにある津偕楽公園に一人で行ってきました。

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何をしてきたかって?

そう、昨日に引き続きブランコに乗ってきました。

公園には、おじいさんおばあさんのカップル、母親と小さな男の子、近くの現場

で働いて見える職人の方など、10数名の方がお見えになりました。

そこにすたすたと歩いていき、一人でブランコに乗ってみました。

天気は最高、太陽がキラキラと照りつける中のブランコ。

目を閉じて、ブランコに揺られてみる。

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やはり、最高の気分でした。

他の方からは、おっさんが一人でブランコに揺られているのは、異様に見えたかもしれませんが、

そこはそれ、教育コーチは人の目を気にしません(いくらかは気になるかも)。

ぜひ、みなさんも、たまにはお昼休みに近くの公園に行き、

ブランコに揺られてみてください。

とても心が穏やかになり、深い気づきが生まれたコーチングを受けたときのように、

何かが自分の中に戻ってくるような、そんな感じがするかもしれません。

少々、不思議がられるのは覚悟の上で。

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偕楽公園にあるデゴイチです。

神社の周りには鬱蒼とした森があった(終わり)

神社の周りの森も、竹やぶも川の流れる音も消え、蝶も甲虫もその姿を減少させ、子供がほとんどいなくなり高齢者が増え、里山が荒れてきた。そして故郷にあった物語性が少なくなったように思ってしまう。多様性が減少した、と感じてしまう。

いろいろな物語があったムラが、明るく衛生的で効率的にはなったが平板な地域になった、かのように感じる。人々が地域を活性化したり、村起こしをしたりする気持ちが伝わる。健康的に生活できる基盤ができた、さらに夢を持って生きることができる地域にしたい、そう考えて・・・

多様性を感じる環境、自然は豊かな気がする。「人はそれぞれ」ということが認められる社会というのは結構大変だと思う。いろいろな人たちがコミュニケーションをとって生き生きと生活できる地域にするためには工夫が必要である。「人はそれぞれ」というのは簡単、それをどうするかである。考え方、感じ方が異なる人たちがチームを作って仕事をするときにどうマネージメントするか、結構大変。

多様性を感じる環境、自然作りにも同じようにマネージメント力が必要だとおもう。

私は多様な自分(これも自然の一部、多様だ!)を次のようにマネージメントしていきたい。

過去の自分に、過去にあった出来事を引き受けさせ
(いまの自分は その教訓のみを受け取る。ありがとう!過去の自分よ)

未来の自分に、これから起こる出来事を引き受けさせ
(いまの自分は 未来の自分ができるってことを信じている、不安を持ったりはしない。 信じているよ、未来の自分。)

そうして、今の自分は、今ここ で感じることをじっくりと味わうのだ。

教育コーチの徒然なる読書日記19

教育コーチのGです。

第19回の徒然読書日記は「Me2.0 ネットであなたも仕事も変わる『自分ブランド術』 著:ダン・ショーベル」です。

この本の内容は、いわゆるパーソナルブランディング(自分自身をブランド化する)に関するもので、既にこの手のものは数多く出版されてきているのですが、監訳者がアマゾンのカリスマバイヤーとして有名な土井英司さんということもあり、手に取ってみました。

まず、著者は

【パーソナルブランディングとは、個人や起業家がプロフェッショナルとして、または個人として、自分のバリュープロポジション(自分ブランドが相手に提供できる価値)を明確にし、それをはっきりと伝えることで自分を差別化し、集団から抜きん出るプロセス】

としています。

そして、ネットを最大限に活用し、自分ブランドを確立することを勧めています。

Webサイト、ブログ、SNS(ソーシャルネットワーク)、モバイルブランディングなど。

具体的に、各ツールをどのように使いこなしていくのかということも書かれていますが、

嘘偽りでなく、オンラインブランドとオフラインブランドの一貫性が大切であると説いています。

このブログをご覧のみなさんは既にご存知のように、インターネットは個人が情報を発信するツールとして、それ以前にはなかった世界を作り上げました。

このインターネットの世界を最大限に利用しようというのが、この本の要点です。

googleやyahooで自分自身の名前を検索してみた場合に、どのような検索結果が表示されるか?

もし、ご自身のお名前を検索されたことがないのでしたら、ぜひ一度お試しください。

google→http://www.google.co.jp/

yahoo→http://www.yahoo.co.jp/

親の気持ち 子の気持ち

生徒のお母様から電話があった

  「塾も学校もやめる」そんな突然の電話だった
  話す声が、とても穏やかとは言えない
  気持ちが動転している感じが伝わってくる

・・・たった今されたばかりの親子の会話が目の前に浮かんでくる・・・
   何かと言えば「時間がない」と言う子ども
   そう言う傍らで「携帯通信代」は膨らむ一方
   ・・・「携帯を解約する」・・・「携帯がないとダメ」・・・
   ・・・「勉強しないなら塾も学校もやめろ」・・・

本人は
    「僕は勉強もしたいし学校にも行きたい」と言う。

    本当は「やらなきゃいけない」と思いつつ
    本心は「やりたい」と思いながらも
    ついつい携帯を触っている自分

    コントロールのできていない自分が情けない
    こんな自分を何とかしたい
    成長したい、良くなりたい
    そう思っているのに・・・
   
    
親はそんな日頃の積み重ねにイライラが募っていく
    子どもの行動を見ていて
    とても意欲があるとは思えない
    不信感の渦の中にいて何の光も見えない様子

    愛情から来る『期待』が大きく膨らむ中
    その『期待』を裏切る子どもの行動が、『期待』感を『怒り』の感情へと変える
    そしてある日、大爆発!!

実は、これは数年前の自分の家でのこと
    子どもの本当の意欲とやる気を引き出すどころか
    感情的になると、つぶしてしまったりもする
    そんなつもりじゃないのに・・・

どこにでもありそうな話です

そんなときにタイミングよくコーチングが使えると良いのですが
すべての親子が幸せになるために、一人でもたくさんの親に
コーチングを知って欲しい。使って欲しい。

コーチングを使うようになってからは
そんな爆発・ぶつかりが無くなった。
子どもはどんどん自分で歩いていくようになった。
 

    今は、ただ見守っているだけ・・・ 
 

『児童心理』コーチング特集号

たびし@小山です。

金子書房から『児童心理・6月号臨時増刊』(⇒クリック)が刊行されました。

丸ごと1冊、「コーチング」です。

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コーチ・トゥエンティワンの伊藤守さんが「コーチングとは」という概略を説明した後、
ビジネスコーチや大学教授、学校の先生など、総勢22人が執筆しています。

小山は、「管理職が行うコーチング」のコーナーを書いています。

コーチング未経験の方からベテランまで、読み応えのある1冊です。
是非、お読みください。