両国で開かれている特別展「龍馬伝」に行って来ました。
龍馬に出逢ったのは大学生の頃。
司馬遼太郎著「竜馬がゆく」、
それはもう、面白くておもしろくて、
うっかり講義の時間を忘れるくらいでした。
今にして思えばしあわせな読書体験です。
龍馬の魅力って何でしょう。
人それぞれかもしれませんが、
やはり、大らかな人としての「あり方」ではないでしょうか。
ここに多くの日本人は憧れると思うのです。
自分を超えて、日本のことを思い、日本から世界を眺め、
世界軸の中で自分を在らしめようとした龍馬。
それも幕末の動乱の時期、
一青年の夢に日本列島が龍のように翻った瞬間です。
古めかしい多くの展示品。
それは単なる物体です。
しかし、それらを観ていて込み上げてくるものがありました。
直筆の和歌、書簡の数々。
海援隊にまつわる品々。
龍馬が持っていた刀。その美しさ。
対して近江屋で龍馬を斬りつけた脇差。
その龍馬暗殺現場にあった血痕付きの屏風。
連れだって観に行った仕事仲間の方が
「魂を揺さぶられませんでしたか」とぽつり。
的確すぎる言葉だと思いました。
展は初日の平日、午前中でもあったのですが
思いのほか若い人、女性も多かったように思います。
そして、真剣な眼差しで展示物を観ている姿、
一人ひとりの中に確かに龍馬がいるのだなと判りました。
心なのか身体なのか、
自分の芯にテンションがかかってくるような時間でした。
特別展「龍馬伝」のURLは→こちら
キヨシです。
今年は「龍馬」ですね。
京都の八坂神社にも、龍馬の銅像があります。
ぜひ一度見にいらしてください。
そうですね。今年は龍馬を
徹底的に感じてみたいと思ってます。
八坂神社の龍馬の銅像ですね!
了解です!