長谷川等伯展 行って来ました

学習塾では入試も終わり一息つく間もなく春の講習、
新学期の準備に追われます。
いそがしいなぁ。

そんな折、他塾のお仲間の先生との会話で、
上野の博物館でやっている長谷川等伯展を観て
とても感動したとのこと。

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はじめ名前だけではピンとこなかったのですが、チラシを見せてもらい
「あっ」と思いました。「松林図!」

5年ほど前でしょうか、何かの展覧会の帰りたまたま一作品だけ
等伯の松林図に出逢ったのです。
      ↓   
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ある種の衝撃でした。

お話しをしていた塾の先生にも
「松林図すごいですよね、僕も見た瞬間動けなくなりましたよ。」
その時はそう言ったのですが、
(心の中ではもう少し詳しく感情があって)
「とにかくその大きな屏風の前で立ちすくむ、というか、
立ち去りがたくてしょうがない気持ち」
とでもいうのでしょうか。そんな感覚だったのです。

立ち去りがたい。そこにずっといたい。この感覚は何なのでしょう。

水墨画の無駄なものを削ぎ落とした
表現方法のなせる技かもしれませんが、
どうも不要なものが無いだけの魅力ではないと思いました。

絵の魅力を挙げるなら、いくらでもあるかもしれません。
ただ、自分にとっては・・・

私はその絵を観るのには自分の正直さを最大限使わなければならなかったのです。
忘れかけていた自然な状態とでもいうのでしょうか。
日常では気がつかないほどの
かすかなうれしさのようなものがありました。

人と対することもまた同じでしょう。

立ち去りがたいというか、別れがたい人、いますね。
また、そんなトレーナーの方、教育コーチの方、
たくさんいらっしゃいます。

東京での展覧会は今月22日まで。
http://www.tohaku400th.jp/

関西方面の方、京都で4月10日より。
http://www.tohaku.exh.jp/

高さ10メートルもある「涅槃図」に圧倒。
そして、「枯木猿猴図」(こぼくえんこうず)何ともいえずよかったです。
(京都では後期展示になるようです)

お時間あれば。

2 thoughts on “長谷川等伯展 行って来ました”

  1. キヨシです。
    京都は七条にある国立博物館。
    家から歩いて10分程度の所です。
    なかなか中に入る機会がありませんが、
    行ってみる価値ありですね。

  2. キヨシさんコメントありがとうございます。
    すばらしいロケーションですね。
    是非行かれてみてください。

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