大分に“留学”

たびし@小山英樹です。

日青協理事会で大分県の別府に行ってきました。
温泉が目的ではありません(笑)。

別府にある「立命館アジア太平洋大学(略してIPU)」クリック
に勉強に行ってきたのです。

教育コーチングトレーナーである「おちゃめさん」こと直江先生(智翔館代表)の
橋渡しでこの機会が実現しました。

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2000年に開学したこの大学、その名の通りアジアを中心とした
海外に向けて、大きく大きく開いた大学です。
なんと世界96カ国、2,924人の国際学生がおり、
3,235名の国内学生と一緒に生活し、勉強しているのです!
まさに、ここは「小さな地球」です。

いやぁ・、感動の連続でした。

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別府湾を一望する山の上に広がる広大なキャンパス、素晴らしい学習施設、
APハウスと呼ばれる学生寮、秀でた就職実績、学生たちの成長・自立を支援する
様々な革新的な仕組み、先生方の思い・・・。

国際学生くんたちと直接語らうランチタイムを設けていただき、いろんな話をしました。

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ウズベキスタンから来た2年生ののザファルくん、
別府の市内に友人三人と住んでいます。
「日本は、人がとても優しい心を持っているので大好き」。
会計士になって日本の企業で働きたいという夢を持っています。

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アメリカのジェフリー君は3年生。交換留学生でこの春アメリカに帰ります。
日本が大好き。アメリカで卒業したら日本に戻ってきて学校の先生になりたい
そうです。中学校までの生徒に関わって、人格形成の支援がしたいと語って
くれました。

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台湾のホンファさん、3年生。日本生まれの日本育ちですが、
母国語の台湾語と英語、中国語をマスターしようとしています。
日本人とも、台湾国内の台湾人とも異なる自分の感性に興味を
持ち、その感性と語学を生かした仕事がしたいと語ってくれました。

皆、母国を愛し、日本を愛し、学校を愛し、家族を愛しています。
そして自分の可能性を信じて、一生懸命自分を高めていっている・・・
そんな印象を強く受けました。

アフリカのリベリアから来ている学生は、激しい内戦によって国を追われ、
隣国ギニアの難民キャンプで育ったそうです。彼のように「安心して眠れる」
「食べられる」「学べる」といったことに無常の幸福を感じ、祖国のために
自分に何ができるかを懸命に考え、学んでいる学生もたくさんいるそうです。

「先生のことどう思う?」
「親御さんは留学することを何て言ってた?」
「君にとっての仲間は?」
・・・そういう質問に対して返ってくる言葉は、大胆に要約すれば
「教育コーチです」なのです。
ここでは、信頼しあう関係性の中で子どもたちの能力を引き出し、
自立を支援するコミュニケーション、まさに「教育コーチング」が、
当たり前のように行われている・・・そんなふうに感じました。

うちの息子にも勧めます!

教育者として、親として、学ぶことが山のようにあるこの大学、
大人の本気が、
本気の若者を世界中から呼び寄せ、
本気でない若者の本気をも引き出す・・・そんなすごい教育の場です。
皆さんも是非、訪問してください。