言葉の奥にあるものを教育コーチングで理解しようとしている超介です。
高知県出身、京都で学生時代を過ごした青年Aは愛媛県で就職しました。最初数ヶ月は仕事も地域の実情もまったく分からず、職場で悩み苦しんだとのこと。そのとき上司から『君は無器用だけれど、一生懸命だからそれでいい、期待している』この一言で救われたそうです。
定年に近い警察官から聞いた話ですが、地方の漁村の駐在所に赴任して閑職であると、ふてくされているとき、魚網に死体がかかったことがあったそうです。片足だけが上がったそうですが地元の人たちは『これでこの人も浮かばれて成仏できる』といったそうです。それを聞いてその警察官は考え方が変わり前向きになれたとのこと。
『浮力の原理』をご存知でしょうか?水中に沈められた物体には各方面から深さに比例した水圧がかかります。水平方向の水圧はバランスがとれてつりあいますが、深さの違う上下方向は、下のほうが深いので上から押す水圧より大きく下から押し上げる力が勝ります。これが浮力です。比重が水より大きい物質はしたがって(何かで邪魔をして)押さえこまないと浮き上がってしまいます。
人の心の中にも浮力の原理が働いていて、ほうっておいても『人は上向きに必ず成長しようとする存在』(=浮力が働く)なんだと思います。しかしながら暗い気持ちで、悩みながら心が下降線をたどってしまう人が多く、年間3万人以上も自殺する国が日本です。自殺者が3万人、予備軍、未遂者等々は、その数倍はいるのではないでしょうか。
辛いときには『浮力の原理』を思い出します。何か視点を変えることにより『邪魔するもの』を取り除く、そうすると『浮力の原理』により必ず前向きになります。それを取り除くのは一言の『承認』の言葉や人々の考え方であったりします。そのような言葉やら考え方を選択できる関係、コーチングし合える関係は邪魔するものを取り除く関係でもあると思うのです。
キヨシです。
今回は浮力ですか。
確かに、自分で浮いたり沈んだり、
回りによって、浮いたり沈んだり。
どうせなら、上を向いて何かないか考えたいですね。
重石がとれれば自然に浮き上がる。浮力・・・いいですね。
おまけに私たちには手も足もあるから、重石さえ撥ね退ける勢いで
おりゃぁぁぁぁぁ・!って這い上がるPOWERもあります。
教育コーチングには、そのPAWERを高める力もありますよね。