教育コーチングによる面談を味わっている超介です。
これも、中3生の女子Bさんのお母さんとの面談での話です。今は明るくて、よく話をしてくれますが、最初はそうでもなかったのです。気になっていたことは自己否定的な発言が多かったことでした。
そこで、そのことをお母さんにお話しました。するとお母さんもそのことに気がつかれ、家庭での話し方をかえるように決められたのです。その直後、彼女からは否定的な言葉が劇的に減少し始めました。そのことを?笋砲討?知らせすると、お母さんは心から喜ばれていました。それから数か月後の面談でした。様子を伺うと、以前と比べてずいぶんと彼女から学校のこと、塾のことをよく話してくれるようになったとのこと。
お母さん、お子さんとの距離が以前より近づき、より心が開けてきたように感じたので、それで次の話を進めることにしました。教室での学習が、学習ではなくて作業が多いこと、手先の仕事になっていて頭に情報の入る割合が少ないことについてです。「抽象に耐えること」が苦手なのです。それで、学習の実感がつかめていないので、たのしくなく(たぶん)集中が持続しにくいのではないか、といったことです。
頭の中に情報が入るように目を閉じて考えたり、問題から目を離してその意味を把握すれば、問題が解けるので、頭の回路は十分働いてます。課題は情報をどのように脳の回路に入れるか、です。お母さんは「この子は頭がとことん悪い」と考えていらっしゃったようです。でも、そうではなくって、脳内回路の使い方がまずいだけなのです。
それで、そのためには比喩的ですが、「立ち止まって考える」ことが出来るようにすればよい、つまりなすべきこと(目標)がきちんと意識できるようにしましょう、我慢が出来るように・・・・・・・・・・・。
具体的には・・・・・。というような話をしました。
お母さんから話をうかがっていると、お子さんの長所がたくさん見えてきます。面談にてお母さんと一緒にお子さんについて考えるとどんどん理解が深まり、感動するのです。
キヨシです。
相手を信頼して、できることを信じて関わって
こられたからこそですね。
次のステップも本人ができることを信じてすれば
必ず光が見えてくると思います。