想いの底にある価値観・・・

教育コーチングで人の想いを感じている超介です。

中3生は受験まで数ヶ月を迎えています。私の担当する教室でも保護者面談をしています。そのときの話。

中3生のAさんは、将来は障害児教育につきたいという夢を持っています。その夢のためには大学にいって教育学を、そして資格を取って・・という進路が必要ですが、本人が進学を希望している高校は普通科ではありません。それがお母さんのすっきりしないところでした。

お母さんから障害児教育にかかわりたい理由を伺いました。お母さんは、親戚に障害を持った子がいてその子と触れ合ううちに何かを感じたようであると、そう理解されていました。

それからまた、「お母さん」になりたい、といったりもする、と。そこで、面談ではAさんのことを一緒に考えることにしました。2つの夢に共通なことを考えて見ましょう、と。話しているうちに、彼女の価値観に気づきました。彼女が感じているものはたとえば、「人に対する優しさ、心のふれあい」を大切にすること、コトバではそのように表現していないけれど、夢の奥にあるのはそういった価値観、信念、そういう方向でありましょう、と。

そうであるならば、たとえ仕事は夢どおりにならなくても、どんな仕事にも通じる価値観であるのでOkじゃないですか、と。素晴らしいお子さんですね、と感じたとおりにお伝えしました。実際、教室でもまじめに取り組んでいるのです。彼女の想いがそのような価値観に基づいていることを思って面談は終わりました。(お母さんに対する承認が少し弱かったかな、と反省しています。今度はきっちりやるぞ、と。)

 なりたいことの奥に潜んでいる価値観はいつでも、どこでも通じていくものと思いました。

One thought on “想いの底にある価値観・・・”

  1. キヨシです。
    一人の「個」として、その価値観をしっかりと考えてみる。
    結果からではなく、あり方から人生を考えてみる。
    まさに、B・D・Hの生き方ですね。

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