飛び越える勇気(考えてきたこと、いること)

教育コーチング研鑽中の超介です。

やはり、現在と同じように就職が困難な時代、仕事をどうするか真剣に考えた時がありました。まだ就職先は決まっていなかった時です。どんな仕事がいいのか?あてはありませんでした。あるいは、ぜひこれをやりたい、というものを見つけることもできませんでした。

 それで、昔の僕は、どんな仕事であろうと、やりがいに結び付けられる力を想定しました。そしてそれを身に付けようと考えたのです。どんな仕事であろうと、やりがいに結びつける力があれば僕の人生は幸せだ、と。そしてその力に僕は出会いました。E→P→D→C→T→E→・・・・とサイクルをまわす、というやつです。

 もう90歳近くの老人が、特攻でなくなった戦友のことを目の奥に光るものをたたえて語る映像を見たとき、生きることの重みがずしんと伝わり、仕事のことやら、プライベートのことで心を悩ましていることのありがたさを感じます。これはゼロベース思考というやつで、今自分を捉えているものの外枠を考える、そうすれば次に何を目指すべきか、ヒントが見えてくるのです。

 本は毎日読んでいます。最近は同じ本を何回も読むことが多くなりました。いまよく読んでいるのが茂木健一郎さんの「脳を生かす仕事術」「脳を活かす生活術」「脳を生かす勉強法」この3部作です。これらは彼の著書の中では易しく書いてある本なのでしょうが、それでも僕にとっては右脳と左脳をフルに働かせないと読み込めない箇所がたくさんあります。それで、あれこれと考えながら読むと、脳に栄養剤が注入された様になるのです。あるいは、さび付いた回路に油を差したような感じです。これを何回も繰り返して読んで、脳みそをかき回し、覚醒させるのです。

 壁にぶつかったとしても、必ずクリアする方法がある、飛び越える勇気を持とう!

Namiさん

たび@小山です。

一緒に居て、見つめ合って話をしているだけで涙が出そうになる人がいる。

小南奈美子さん。通称Namiさん。
http://proa.jp/proa/archives/cat2/index.html
http://nami-kominami.cocolog-nifty.com/blog/
ここ10年ほど、私の、人間として、教育コーチとしての発展をサポートしてくれている人。

Namiさんが倒れ、死を見て、そして戻ってきてくれた。

昨日、見舞いに行った。
到底78歳には見えない、少女のようなつやつやのお肌、きらきらのおめめ。
大好きなNamiさんがそこに居てくれた。元気な笑顔を見て、熱くなった。

病気の被害者としてではなく、病気を自分の一部として許してしまう。
目の前に迫る死に対して自分がどう感じ、受け取っているかも観察し、受け容れてしまう。
その圧倒的な強さ、揺るぎのなさ、深さ・・・圧倒される。圧倒されるけど可愛らしい。

Namiさん、戻ってきてくださって、ありがとうございます。
ここから先のNamiさんを思うとワクワクします。

あり方

三重県のいっすぅぃ・です。

全国版のニュースにもなっていましたので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
7月29日・8月2日、三重県では、『第33回全国高等学校総合文化祭』が開催されました。
http://www.pref.mie.jp/MIESOBUN/

私は器楽部門(オーケストラやギター・マンドリンなど)のステージ係として、お手伝いを
いたしました。

「ステージ係」というお仕事は面白いものです。具体的には、ステージの配置図通りに
椅子や譜面台を並べたり、進行がタイムスケジュール通りに進むようにお手伝いをする
仕事です。ですので、全ての出場団体の本番直前から直後までの様子をうかがうことが
できるのです。

舞台の配置図や椅子・譜面台の数間違えはもちろん、直前になって楽器の調子が悪い、
演奏者が緊張のあまり、指揮者が・・・トラブルも多々あります。もちろん対応できる範囲で
対応をします。

『教育コーチング』の学びを深めることは、ひとえに「あり方」を揺るぎないものにすることだ
と感じています。
また、自分自身の「あり方」を研ぎ澄ましていくと、周りの方々の「あり方」を敏感に感じ
るようになります。

“本番直前”という時間帯、取り繕ってなんかいられません。
♪稽古不足を幕は待たない♪
指導者の方々の“素”が見えてきます。

そして、ステージ係のいっすぅぃ・は確信に至るんです。「あり方」が確固たるほど、
演奏者の顔が良い、音が柔らかい、響きが多い、、、と。

岡山蒜山高原にて

たび@小山です。

報告が遅くなりましたが、7月30日に岡山県蒜山高原へ行ってきました。

県立高校の養護教諭の先生方約100名の研修。

今回は、ほっしー@大崎トレーナーと二人で進行。
初めてペアを組むとは思えない素晴らしいコンビネーション!

20090805-P7300347mini.JPG

ほっしー@大崎トレーナーは、受講の先生方と同じく、
県立高校の養護教諭。だから、話がリアルで先生方にしっかり届く。

20090805-P7300356mini.JPG

   ちなみにほっしーは、『Papa・Mama-Coach05号』
   「特集・家庭で実践!頭と心に残る最高の夏休み!」を書いてくれています。
   是非ご覧ください。(評判良すぎて、在庫がなくなっちゃいました!)

受講された先生方は、日々の生徒さんとのコミュニケーションの中で、
愛情を持って深い傾聴をされている方ばかり。

今回は、「体感コーチング」を紹介し、頭と言葉を用いたコーチングだけでは突破できない
心の壁、課題の壁を突破する・・・そんな教育コーチングのさわりを身体で学んでいただきました。

20090805-P7300358mini.JPG

奥のスーツの男性は、地元校の校長先生方。養護の先生方とともに大変熱心にご受講いただきました。

保健室のマドンナ先生の教育コーチングが機能し、生徒さんも、先生方も元気になる
・・・そんな2学期になってほしいです。

先生方、ありがとうございました。応援しています!

  ※掲載した写真の撮影は、当ブログでもおなじみのどんちゃんでした。

サングラスをかけていることに気がつく

教育コーチングに導かれている超介です。

集中力の無い子がいて、それを強化するために我慢させて教材をやらせていましたが、ふと、私の勝手な思い込みに気がつきました。そうだ、5分しか集中できないのだったら、そこで勝負しようと。それで、たくさんの種類の教材を手元に用意し、次々と提案して80分を楽しみました。成功!いつもはぐったりとして母親のお迎えの車に乗り込んでいましたが、今日は意気揚々と、胸を張っています。

私自身もセミナーや研修で話している、「人はかけているものに目がいく、足りないものを探す」に陥っている、そのままの自分に気がつきました。集中力が無い子=次々と新しいことに挑戦できる子 だったのです。私は、欠点をみて、その子の可能性を引き出していなかった。彼はそのことを私に教えてくれたのです。私自身もその教材にたのしく取り組むこと、これが大切でした。「いつのかにかサングラスをかけた私」になっていました。

「このくらいの学年であればこうでなければならない」「受験校がここであれば今これくらいできなければならない」・・・・・、こういった思い込みが、そうでない現実の子ども達に強制をかけます。が、その思い込みを一旦はずすと、違う道が見えてきます。(きっと。)

問題意識が答えを見つけてくれました。ふと読んでいる本(幼時鍛錬 川村史記 中央教育研究所)に答えがあることに気がついたのです。強い問題意識を一旦脳に入れると、いつの間にか答えに出くわします。不思議な脳の力との出会い!!

★★★★★ 
前回の答え
1.親と子
  (木のうえに立を書いて横に見るを書くので親、親が   見守るのは子 だから)
2.東 
  (木の向こうに日があります。)
3.杳い(くらい)
  (あまり使いませんが、木の下に日と書いて日の出前、日没後の暗さを表します。)

  算数問題(不思議な計算)
1.計算をしてみてください。いくらになりますか?
                        (電卓可)
      12,345,679×9
          
2.では次の計算を暗算でやってください。
      
     12,345,679×72

代々木での出会い

みなさん はじめまして。

なみ日記がスタートします。
どうぞよろしくお願いいたします。

ちょっと報告が遅いですが、代々木に
行ってきました。駅に降り立つのは
何年ぶり???

サポート校全国初教育コーチング認定校である
「東京国際学園高等部」の先生方の
教育コーチ養成講座でお邪魔しました。

20090804-pureto.JPG

「傾聴」をしっかりとされる先生方、
愛情・信頼・尊重というあり方をしっかりと
お持ちです。誠実で素敵な先生ばかりでした。

受講中の先生方です。

20090805-sannninn.JPG  20090805-tanakasyou.JPG 

20090805-shitumonn.JPG

とても熱心に取り組んでいただいたことに感謝しています。

20090804-keiji.JPG

温かさがじんわり伝わってきます。

20090804-yaku.JPG

教室に掲示してあった学年目標。
私も高校卒業の時に、「躍」という書をいただきました。
今は実家にありますが、何だか不思議なご縁を感じました。

教育コーチングと出会って、素敵な出会いがたくさんあります。応援したい方々がまた増えました!

『無意識』への教育

島根の おかです
 
私が物心ついた頃から
自宅の居間の天井に近い壁にB4大の紙が2・3枚貼ってありました。

その一つには筆で次のように書いてありました
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
『現状維持は後退』
        おか
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
もちろん幼い頃は全く何のことか分かっていませんでした。
小学生の低学年の頃、その意味を聞いた記憶があります。
その説明はとても簡単なものだったと思います。
それ以来、そのことに触れることは全くありませんでした。
 
でも、高校・大学と年をとり、成長していくにつれて
いつの日からか、折に触れて心のどこからか聞こえてくるんです。
『現状維持は後退』  おか 
という言葉が・・・。
 
就職の時には、気がつくと自分の信条として語り
そうでありたいと思っている自分がいました。
ある時には、自分はいつもそう思っている、とも・・・。
 
親から押し付けられた気も無く
ただ、日々目に触れていただけの言葉。
それが今も強く、深く自分の心の中に焼きついています。
 
「教育コーチング」を学ぶなかで
潜在意識(無意識)への語りかけの大切さを感じます。
どうにかして無意識に教育できないものかと考えることがあります。

そんな自分の経験から
親にはそれができるんだな、って思います。
 
子どもは、プラスにもマイナスにも
親の言ったとおりになるものかもしれません。

『いい子だね』といえばいい子に
『ダメな子だ』といえばダメな子に
子どもは育つんですね。

      

びわいち (友、その2)

夏です。勤務校の隣にあるダム湖をランニングし、来たる秋&冬に備えるいっすぅぃ・です。

ところで、「びわいち」って言葉、ご存知ですか?

前回の日記に紹介した友人と私が、高校2年の夏休みに成し遂げたことです。
願兼於業(がんけんおごう)という言葉をプレゼントしてくれた友人です。

巷では、最近、流行っているということですね。

<自転車で琵琶湖一週>

私たちは時計回りに廻りました。琵琶湖の北東から北西にかけてが本当に美しかった
ことを覚えています。
そして、東にあるバス停(小屋なんですよ!)で寝たことも忘れません。

あのことがあったから、へこたれない自分がある。
東京に出た浪人時代。新聞配達で自転車を漕ぐ背中を押してくれたことも多々あります。

少しずつでも進めば、何処かへたどり着くことを知っている自分がある。
フルマラソンに参加し、ゴールできるのもそんな確信があるからでしょう。

親を、親戚を、世間を、恨むことしか出来なかった私の傍にいて、
「他人は変えられない。自分が変わるんだ」と何度も諭してくれた友人でした。

どうしようもない私に対して、「教育コーチング」の在り方にあたる<愛情・信頼・尊重>
をもって、寄り添い、応援してくれていました。

何年も経ってから言ってもかもしれないけれど、今だから言えますね。
「ありがとう」

辞めない力

かぽねです。

さてさて、自分で決めたことをやりきれない。
こんな事がよくあります。

「まあいいや」「誰にも迷惑かけないし」
「明日今日の分を取り戻せば・・・」などなど
自分に自分で言い訳をする。
僕、自身も毎日のようにやってしまっています。

先日、日本青少年育成協会の教育コーチ認定校である
ゴールフリーが主催のゴールコーチングコースの
一環として、プロバスケット選手の佐古賢一さんの
お話を聞くことができました。

一番心に残っている言葉、それは
「途中でやめちゃダメだ!」
という言葉でした。
途中で辞めないから、目標は達成され夢が
実現します。今は途中でも、それに向かい続ける事
こそが夢を実現する道だという事です。

自分で実際にされている方の言葉は本当に重いです。
一緒に聞いていた高3の男の子も眼の色が変わり、
今は毎日朝から勉強に来ています。

僕は8月にやろうと決めたことが、仕事の中で11個
あります。途中であきらめず、最後までやりきる。

仕事の中の事なので直接夢へのとつながるわけでは
ないかもしれませんが、途中で辞めない力をこの夏で
身につけたいと思っています。

8月なのに

おはようございます。
何か今にも降りだしそうな空模様です!
今週は、新入社員と面談する機会が2日間ありました。その中の1人の課題が、コミュニケーション力の低さです。彼からの電話は、いきなり結論からのスタートなんです。
彼「今、困ってるんです。どうしましょ?」私「困ってることって何や?」・・・・から始まります。彼曰く、チャンクだらけですと。
気長な、コーチングの始まりです。