ありようのままを・・・

夏休みももうすぐ終わりますね。
みなさま、いかがお過ごしでしたか?
中学生の息子ふたりの母こと
…どんちゃんはといえば…

子どもがゆったり過ごしている朝から
いつもより何故かひとりドタバタしていたような…。
「何時に起きるの?」
「お昼ご飯は○○作っといたからね!」
「アッ!部活行くときはクーラー消してよ!」
「アッ!今日は暑いからクーラーつけて出かけてよ!」
(注:我が家、贅沢な室内犬のお嬢がいるもので…)
自分でもしんどくなるほど息子たちに言い残し
いつものように仕事に出かけていた。

職種がら、夏休みに研修会が集中しており
今年もたくさん学ぶ機会をいただいたおかげで
いろいろなことを考え気づくこともできた。
どの研修会でも共通していたのは
『人とのかかわり』の大切さだったことには
キュンと胸が痛くなった。

どれだけ本を読もうが どれだけ勉強しようが
人と人との関係でしか育たないものがある。
<お母さんは変われない。>
<子どものために変わろうとすればするほど
  お母さんは苦しくなり自分を責めはじめる>
<お母さんは今のお母さんでいい。
 自分が今、悩みながらも一生懸命すれば
 子どもも良くなっていく>
<お母さんがお母さんになれるよう(なるために)
  お母さんが前向きに行動できるよう
  お母さん自信が自分のありようをそれでいいのだと
  認められることが子育てで大切なこと>
<自分を許せないお母さんは子どもを許せない>
<子どもの失敗は自分の子育ての失敗と思いがち>
<自分を失敗へと導く子どもを許せない>
母性が強ければ強いほど、愛情が深く
母親は子どものことで悩み盲目になりがち・・・

保育者としてだけではなく
いち母親として心にひびく言葉が多かった。
『赤ちゃんはお母さんの瞳に映る自分の顔を見て
自己を確認する。お母さんが赤ちゃんをやっかい、
面倒などと思っているとお母さんの瞳に映る自分が
やっかいなものに映り、自分をそうとらえてしまう。』
赤ちゃんだけではなく、大きくなってもそうだとしたら?

時折、甘えてくる私より背の高い大きな息子が
とても愛おしく感じる。
こんな母親でもOKなのかな?
こんな母親だからOKなのかな?
日々、そんなことを考えながらのなつやすみだった。

みなさま、これからをいかがお過ごしですか?

5 thoughts on “ありようのままを・・・”

  1. 超介です。
    私の子ども達はもう家庭を離れ
    年に1回ほどしか会いません。
    たまに戻ってきても一緒に行動する、
    過ごすことはあまりありません。
    でも私は大変うれしく、元気になります。
    この夏1週間ほど帰省し、また関東へ戻るとき
      「帰ってきてくれてありがとう。本当にうれしかった。」
    と空港で話しました。
    彼も
      「良かった。また帰るよ。」
    といって分かれました。
    きちんと言葉で言うことにしています。
    (ある人にはうまく言えないのですが・・・)

  2. キヨシです。
    私には双子の男の子がおります。
    3年生ですので、自分でしっかりとできること。
    やるといったけれど、なかなか上手く行かないこと。
    思っている以上のことができること。
    いろんな場面がありますね。
    「子は親の姿を見て育つ」と言いますが、私の子は
    「お父さんそっくりですね」と良く言われます。
    子どもたちは、それを喜んでくれています。
    まだまだ、勉強も力もパパはすごい人であるようです。
    いつまでも、そう言ってもらえるように、
    きちんと背中を見せてやりたいと思います。

  3. あるくです。
    どんちゃんさんのブログ、いつも楽しみにしています。
    大きくて温かい、でも等身大のコーチ。
    素敵です。

  4. >超介さん
    「きちんと言葉で言うことにしている」
     何となく感じていても言葉にしてもらえると
     やっぱり嬉しいですよね。
     私は最近、苦手ですが・・・(苦笑)
    >キヨシさん
     背中ですかぁ…。そうですね!
     
    「母さん、背が縮んだ?」
    「やっぱ母さんが作ったのが(料理)美味い!」
     …息子から出てくる言葉は
    『母親をやる気にさせる魔法の言葉』のようです(*^_^*)
    >あるくさん
     ありがとうございます。
     ちょっと凹モードでしたが
     思わずニマッ!と笑みがこぼれてしまいました。
     「大きくて温かい・・・」
     確かに、背は高いですよ・(^^;)

  5. ほっしーです。
    どんちゃんの日常の一こまを切り取って、ありのままをみせていただきながら、
    研修会での言葉とともに、想いを巡らせていました。
    ついつい、きつい事を言ってしまう・・
    でも子どもは、そんな私に対しても、優しい言葉や態度で接してくれる。
    子どもの方が心が大きいな・・そんな事を感じる。
    まだまだ母親修行中、そんな自分にOK、私の思い通りにならない子どもにもOK!!
    不器用ながらも、「人とのかかわり」を続けていきたい。
    それが自分の魂の成長につながるんだから☆
    来週から新学期、嬉しいような、先延ばしにしてほしいような・・(^^)

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