違いが進化をもたらす(カブトエビから)

「教育コーチング」を学ぶのが好きな超介です。

皆さんは水田の「カブトエビ」をご存知でしょうか?生きた化石といわれる「カブトガ二」のミニチュア。体長は2cm程度、毎年田植え後1週間くらいの水田にぞろぞろと大発生、1,2ヶ月で姿を消します。

姿をけした後の田んぼの土中にはきっと無数の卵があって、それらは秋の稲刈り、冬の田おこし等の農作業の際にはひっくり返されたりしながらジーと過ごしているのでしょう。

その姿が不思議です。三葉虫そっくり、カブトガニそっくり、「ソックリ大賞(甲殻類部門)」間違いなし。しらべてみると三葉虫が生息していた古生代(数億年前)、すでにカブトエビも現在の姿になっていて、それがそのまま現在に至っているとか、つまり進化の究極形らしいのです。毎年1,2ヶ月の短い成体の時期と10ヶ月あまりの長い卵の時期、これを数億回繰り返してきたらしい。

もし、人が究極の進化を遂げ、全員が100点満点取る人ばかりになれば、それからは標準化、効率化の道を進み、同じことの数億回の繰り返しの時代が来る?

だから、人と自分の違いこそが私が発展、進化することのもとになると思うのです。人は意識を持っている生き物であるので、その進化は形に現れる前にその心の中に現れるはずです。教育コーチングの3つの信念はそのことをうたっているように思えます。

3 thoughts on “違いが進化をもたらす(カブトエビから)”

  1. カブトエビ・・・
    京都市の西の端っこの我が家の近辺は、
    まだ田んぼや畑が残っています。ただ、宅地化が進んでいて、
    少なくなってきています。
    去年息子とカブトエビを見ていた田んぼも今は、宅地になって分譲しています。
    変化させてしまっている人間がいます。

  2. KIDさん 
    超介です。
    コメントありがとうございます。
    このカブトエビも実は海外から入ってきたようです。
    人は様々な生物達の流れに大きな影響を与え続けています。
    それも意図せずに。

  3. キヨシです。
    カブトエビ、昔見たような記憶ですね。
    私たち人類も進化を遂げ続けていると思うのですが、
    それとともに、できなくなったり、捨て去っているものも
    あるのでしょうね。

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