娘におとなりさんから、こんなすてきな自転車をいただきました。
おとなりさんは、うちと同じで、2人姉妹。
補助輪のない新しい自転車を購入されて、
保育園時代に使っていたものを、いただきました。
今回は、娘の話ではなく、
補助輪のない真新しい自転車を練習するおとなりの小学2年生の妹さんのお話。
練習中のお母さんとのやりとりが、毎日とても素敵でした。
母「もう、ちょっと、やってみようか。あそこまで。」
娘「いやだ・。もう、こわいから、いいよ。」
母「○○ちゃん、大丈夫。お母さん、ちゃんとついているから。
さっき、いい感じだったよ。うん、うん。」
娘「う・ん、(半べそかきながら)うん。あと、ちょっとね。」
怖がりながら、乗ろうとすると、ひとこぎする前に、ガッシャーン。
倒れてしまいました。
娘「だから、いやだっていったのに・。もう、やめる!」
母「○○ちゃん、いまちょっと前進んだよ。
さっきよりも、乗れるようになってるよ。すごーい」
娘「ええ・、でも、怖いから。いやだよ。」
母「大丈夫、○○ちゃん、ほんと上手になってるよ。
お母さん、もうちょっとで、乗れると思うなあ・!
もう少し、練習してみようか。」
娘「じゃあ、もう1回だけね。」
またまた怖がりながら、乗ろうとすると、さっきと同じ感じで、ガッシャーン。
また、倒れてしまいました。
娘「やっぱり、だめだよ。怖いもん。できないよ。おうちかえる。」
母「いやあ・、○○ちゃん。すご・い。(手をたたいて)
前にもちょっと進んだし、倒れ方も上手になってきたよ。
あと少しで、乗れちゃうんじゃないかなあ・。」
こんなやりとりが、ほぼ毎日行われて、ほんとに少しずつですが、
ひとこぎが、ふたこぎ。ふたこぎが、さらにと。
その間、おとなりのお母さんは、一度も娘さんをドーカチングすることなく、
一緒に根気よく、丁寧に、付き添っていました。
どれだけ失敗しても、ため息つくことなく。
そして、10日ぐらいして、おとなりの娘さんは、
もう上手に自転車に乗れるようになっていました。
おとなりのお母さんが、うちの奥さんにヒトコト。
「ほめてあげるのが、親の役目でしょ!(笑)」
まさに、教育コーチ。
実は、このお母さん。ご本人は自転車に乗れないそうです。
キヨシです。
コーチングでは、自転車の話を時々します。
子どもの時に、自転車が乗れるようになるのはなぜだろう。
自転車の知識があるからでもなく、教える人が上手なわけでもなく、
「自転車に乗れるようになりたい!!!」
っていう気持ちがあるからなんですよね。
私の母親もそうでした。
何度もこけながら、「大丈夫、できるようになっているよ」と
励ましてくれました。
私の母も弱視で自転車は触ったこともない人でした。
遠い記憶の場面を思い出させていただきました。
ありがとうございます。
>キヨシさん
毎回コメントありがとうございます。
まだお会いしたことはないと思いますが、
キヨシさんのソフトな優しさがいつも伝わってきます。
これからもお願いします。
キヨシです。
おしょうさん、お返事ありがとうございます。
こちらこそ、優しくて微笑ましい文面を楽しみに
読ませていただいております。
いつかお会いできることを祈っております。