自立せよと哲学者の声あり

 いっすぅぃ・です。
この東海地区では、地方紙であるはずの中日新聞さんが大きな新聞社です。
それはもう、他の地域では考えられないのですが、全国紙を取っている家庭の方が圧倒的に少ないです。
そんな中日新聞の朝刊コラム(中日春秋)の10月20日の記事のことです。

・・・・・・以下、記事・・・・・
 人間は先入観にとらわれるとなかなか抜け出せない。哲学は難解。これもその類(たぐい)である。でもフランスのある哲学者の言葉を借りれば、どうして、どこへ、なぜ、どんなふうに、といった疑問はすべて、哲学の領域になる。
 それならば、世界が直面している金融危機や景気後退という重大事について、哲学者に疑問をぶつけてもいいのだろう。ハイデッガー研究の第一人者として知られている木田元さんを訪ねた。
 海軍兵学校で終戦を迎え、哲学を学ぶ前に闇屋で生活費を稼いだり、農林専門学校に入学したりと、いくつもの回り道をした苦労人でもある。八十歳を機に『哲学は人生の役に立つのか』と題した本を著した。
 資本に関するくだりがある。現状を<みんなが自己増殖する資本独自の動きに翻弄(ほんろう)され、こき使われて、右往左往させられているだけ>と分析。人間がコントロールできるはずだという考え方を改めて、<不気味なもの>だと思った方がいいと指摘している。
 確かに今の動きは、不気味という言葉が当てはまる。不安は簡単に解消されそうにない。では「これからどうしたらいいのか」と尋ねると、要は人間が「謙虚になること」だという答えが返ってきた。
 恐れを知らぬふるまいをしていれば、いつかは痛い目に遭う。事の大小に関係なく、人間のやることすべてに共通する原理なのかもしれない。
・・・・・以上、記事・・・・・

なんか、ピン!と来ました。
人間が謙虚になること。
そうです。 「成果のトライアングル」。
痛い目にあってからじゃあ遅いんだよなぁ。。。(ブツブツ)

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