○そらです。
○先日の部活練習中のことです。
一緒に指導をしていた主顧問のA先生が、生徒にこんな質問をしました。
「Bさん、今朝の練習はどんな感じだった?」
A先生は最近、こんな「開かれた質問」をすることが多くなっています。
職員研修や私がする質問を参考にしてくれているんだなあと
嬉しくなる時です。
Bさんが言いました。「今朝はシュートがダメだった」
A先生はすかさず言いました。
「ううん、そんなことないよ。どんどん決まっていたよ。大丈夫、自信持ちなよ。」
A先生はとっても生徒を大事にする先生だと思っています。
そして、このアドバイスもBさんを励まそうとする気持ちから来ているものだとわかりました。
でも、Bさんの顔はスッキリした感じにはなっていませんでした。
続けて私も聞きました。
「Bさんは、10本中何本決めたいの?」
「10本中8本です。」
「そうか、10本中8本決めたいんだ。で、今朝はどうだったの?」
「10本に5本でした。」
「そうか、そういうことだったんだね。」(後略)
Bさんがより確実なシュートを決めたいという気持ちがはっきりしました。
そして、より以上をめざそうとするBさんがたくましく見えた瞬間でした。
そうそう、同感です。
同僚の、そんな言葉をきくとほっとしますよね。